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夕飯づくりに1時間かかっていませんか|コンロ・レンジ・まな板の「同時進行」で時間を短くする段取り

夕飯づくりに1時間かかっていませんか|コンロ・レンジ・まな板の「同時進行」で時間を短くする段取り 家事アレコレ

夕方5時。子どもを迎えに行って、帰ってきたらすぐに台所へ。野菜を切って、お肉を焼いて、みそ汁を作って……。気づけば時計は6時半。「なんで毎日こんなに時間がかかるんだろう」と、ため息をついていた時期がありました。

品数が多いわけでも、手の込んだ料理を作っているわけでもないのに、夕飯づくりに1時間近くかかってしまう。そんな悩みを持っている方は、少なくないのではないでしょうか。

今日は、夕飯づくりに時間がかかる理由と、段取りを変えて時間を短くするコツをお伝えします。結論から言うと、時間がかかる原因の多くは、料理の腕前ではなく、「一つの作業が終わるまで、次の作業を始めない」という順番にあります。コンロ・電子レンジ・まな板を同時に動かすだけで、同じ献立でもぐっと早く作れるようになります。

夕飯づくりに時間がかかる3つの理由

夕飯づくりに時間がかかる3つの理由

1. 一品ずつ、順番に作っている

以前の私は、主菜を作り終えてから副菜、副菜を作り終えてから汁物、と一品ずつ順番に作っていました。一品ずつなら頭は混乱しませんが、その分、全体の時間は長くなってしまいます。

2. 「待つ時間」に何もしていない

お湯が沸くのを待つ、お肉に火が通るのを待つ、煮物が煮えるのを待つ。料理には、実は「待つだけ」の時間がたくさんあります。その時間にコンロの前で立っていると、時間がどんどん過ぎていきます。

3. 作りながら道具を探している

「あれ、計量スプーンどこだっけ」「ボウルが足りない」。作り始めてから道具や調味料を探すと、そのたびに手が止まります。小さなロスでも、積み重なると数分、十数分になります。

夕飯を短くする段取りの4つのコツ

夕飯を短くする段取りの4つのコツ

1. 最初に「時間がかかるもの」に火を入れる

台所に立ったら、まずいちばん時間がかかるものから始めます。お湯を沸かす、煮物を火にかける、ご飯を炊く。時間がかかるものを先に動かしておけば、その間にほかの作業ができます。私は、台所に入ったら最初に、鍋に水を入れて火にかけるのを習慣にしています。

2. 電子レンジを「もう一つのコンロ」にする

コンロが2口しかないと、どうしても順番待ちが起きます。そこで、電子レンジを「3口目のコンロ」として使います。じゃがいもやにんじんの下ゆで、青菜の加熱、温野菜など、レンジに任せられる作業は意外と多いものです。レンジが動いている間に、コンロで別の料理を進められます。

3. まな板は「乾いたもの→濡れたもの→肉・魚」の順に

野菜を切るときは、先に乾いた野菜、次に水分の多い野菜、最後に肉や魚の順に切ると、まな板を洗う回数が減ります。肉や魚は最後にまとめて切れば、まな板を洗うのは1回で済みます。地味なことですが、毎日のことなので効果は大きいです。

4. 調味料と道具を「最初に全部出す」

作り始める前に、その日に使う調味料と道具を全部出して並べておきます。料理番組で材料がずらりと並んでいるのと同じです。途中で探す時間がなくなるので、手が止まらずに進められます。

実際の段取りの例

たとえば、「豚肉のしょうが焼き・ほうれん草のおひたし・みそ汁・ご飯」という献立なら、私はこんな順番で作っています。

  • ご飯は朝のうちにタイマー予約しておく
  • 鍋に水を入れて火にかける(みそ汁用)
  • ほうれん草を洗って、耐熱容器に入れてレンジへ
  • その間に、玉ねぎ→豚肉の順に切る
  • 鍋が沸いたら、みそ汁の具を入れる
  • フライパンでしょうが焼きを焼く
  • レンジから出したほうれん草を水にとって絞り、味つけ
  • 最後にみそを溶いて完成

一品ずつ作っていたころは50分ほどかかっていた献立が、この順番にしてからは30分前後で作れるようになりました。もちろん、家庭の台所や献立によって時間は変わりますが、「同時に動かす」意識を持つだけで、かなり変わると感じています。

段取りは「頭の中」ではなく「紙」で考える

慣れないうちは、段取りを頭の中だけで考えると混乱してしまいます。そんなときは、作る前に、手順を紙に書き出すのがおすすめです。

「時間がかかるもの」「レンジでできるもの」「最後に仕上げるもの」に分けて書いておくと、どの順番で進めればいいかが見えてきます。何度か書いているうちに、だんだん紙がなくても段取りが組めるようになっていきます。

「品数」を減らすのも、立派な時短

段取りを工夫しても、どうしても時間がない日はあります。そんな日は、品数を減らすのも大切な選択です。具だくさんのみそ汁やスープにすれば、それだけで野菜もたんぱく質もとれます。

「夕飯は主菜・副菜・汁物の3品そろえなければ」と思い込んでいると、気持ちまで疲れてしまいます。毎日完璧でなくていい。そう思えるようになってから、夕方の台所が少しだけ楽しくなりました。

片付けまでを段取りに入れる

夕飯づくりの時間を考えるとき、つい忘れがちなのが片付けの時間です。料理が終わったあとに、シンクに山積みの洗い物が待っていると、それだけで疲れてしまいます。

そこで、煮込みやレンジの待ち時間に、使い終わった道具を洗うようにしています。食べ終わったあとの洗い物が少なくなるので、夕飯のあとにゆっくりする時間が生まれました。片付けの工夫については、また別の記事でくわしくお話ししますね。

週末の「ちょっとした下準備」も効く

平日の夕飯をさらに短くしたいときは、週末に少しだけ下準備をしておくのもおすすめです。といっても、作り置きのおかずをたくさん作る必要はありません。玉ねぎを切っておく、にんじんを細切りにしておく、きのこをほぐしておく。野菜を「切るところまで」済ませておくだけでも、平日の段取りがぐっと楽になります。

切った野菜は、保存容器や保存袋に入れて冷蔵庫へ。使う日の目安を決めておき、早めに使い切るようにしましょう。

よくある質問

Q. 同時進行すると焦がしてしまいます。

最初から何品も同時に進めようとせず、「コンロ1つ+レンジ」の2つから始めてみてください。慣れてきたら、少しずつ増やしていきましょう。キッチンタイマーを使うのもおすすめです。

Q. コンロが1口しかありません。

電子レンジや炊飯器を上手に使えば、同時進行はできます。汁物はレンジで作る、炊飯器で蒸し料理を作るなど、コンロ以外の道具も活用してみてください。

Q. 子どもに話しかけられて手が止まります。

私も同じです。そんなときは、レンジや煮込みなど「放っておける料理」を多めにすると、手を止めても焦らずにすみます。子どもに簡単なお手伝いをお願いするのも一つの方法です。

Q. 段取りを考えるのが苦手です。

まずはよく作る献立を2〜3パターン決めて、その段取りだけ覚えるのがおすすめです。決まった流れがあると、考える手間が減ります。

Q. 夫が料理を手伝うと、かえって時間がかかります。

最初は時間がかかるものです。「野菜を洗う」「お皿を並べる」など、担当をはっきり決めてお願いすると、お互いに動きやすくなります。

まとめ:夕飯は「同時に動かす」と短くなる

  • 時間がかかるのは、一品ずつ作る、待つ時間に何もしない、道具を探すから
  • 最初に時間がかかるものに火を入れる
  • 電子レンジを「もう一つのコンロ」として使う
  • まな板は乾いたもの→濡れたもの→肉・魚の順、調味料と道具は最初に全部出す
  • どうしても時間がない日は、品数を減らしてもいい

今日の夕飯づくりでは、台所に立ったらまず鍋に水を入れて火にかけてみてください。その小さな一歩が、夕方の時間に余裕を生むきっかけになります。

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